うさぎについて

今週の日曜日はうさぎの四十九日です。

いつまでもメソメソしてても仕方がないと思うんですけど、もう少しメソメソさせてください……

1月までイベントたくさん入れて新刊あと2冊年末までに脱稿しないといけないんですけど、手が空いてるとうさぎのことを考えてメソメソしてしまうため、なるべく忙しいようにしています。

うさぎとの出会いは就活のときでした。周りがみんな内定決まってるのに、私だけ夏になっても決まらなくて(この辺の経緯は曖昧なのですが)県内にうさぎのお店があることを知り、中でもこの子が気になり、ちょうどお店の近くで選考がある日に見に行くことにしました。

ひざの上に乗せてもらっても暴れず不満も出さず、ひたすら撫でられてたのを覚えています。

店長さんがこんな大人しい子なかなかいないよ〜ってずっと言っててそれだけだと営業トークとも取れたのですが、他のうさぎさんと一緒に入ってきたお客さんもこんなこ見たことない!って言ってて、その後獣医さんにもうさぎカフェの人にもこんな大人しい子いるんやって言われ続けてたので、よほど大人しい子だったんだと思います。

余談ですが私はうさぎカフェでよそのうさぎを膝の上に載せて噛まれたときに、初めてうちのうさぎの大人しさを実感しました……でも病院で抵抗するのも見てるので、いつもされるがままというわけでもなかったです。

その子が体が大きすぎるって理由で値段を引かれているのを見て、就活で内定がいつまで経っても出ない自分と重なって、内定が出たら家族になりたいなと思いました。

出会った日に行った選考で、内定が出ました。

内定が出るまでにも何社か受けました。そのうちの一社で集団面接のときに「あなたが一番今欲しい高価なものはなんですか?」って聞かれて、他の人がみんな「御社の内定です!」って答えてるのに対して、うさぎと答えたら多分それが原因で落とされたのですが、これに関しては後悔していません。

ペットロスのカウンセリングなども色々考えましたが、彼は天国で元気にやってるよ、とか生きてた頃は幸せだったよとか言われても、本人(兎)を知らない人に気持ちを代弁されても自分には効果が薄いかなと思ったので何もしていません。

本当に大好きでした。大好きなら天寿を全うさせてやれよというのは本当にその通りです。

うさぎが死ぬ前日、せめて何か食べてほしいと地元にはなかったので車飛ばしてピューレや溶かすタイプのミルクなど買いに行ったお店が今の納骨堂の近くにあります。その時の道も、霊柩車にうさぎを乗せて自家用車で霊柩車に案内されて通った道も、納骨堂に行く道も同じなため、その道を通るたびに泣いてしまいます。

運転しているときや仕事しているときに、ふと力が抜けて腕を動かせなくなり、道端に車を止めたり手を止めるというときもあります。

忘れたいというのもなんか薄情だし、どうしたものかな〜という感じです。

というわけでとりあえず、頭の中をたくさんのやることで埋めて、なるべくうさぎのことで泣くのはうさぎが死んだ20時14分頃、毎日のお参りのときだけにしています。

少なくとも今はあまりアニメなどを見られる精神状態じゃないのですが、なんとなくウルトラマンデッカーだけは精神に優しいので継続して視聴できています。マルゥルかわいいね(最新話)


業務連絡

おのたて本脱稿しました。

ついでにVtuber始めました。

キンダニオンリーの翌日に地元の一次創作オンリーがあるので、Vtuberとしてのごあいさつ本出します。