🐙ネタバレ

どうすればよかったのか、に対する答えはやっぱりただ、しずかちゃんはチャッピーと父親に、まりなちゃんは母親に執着してて、でも埋められなかった隙間をお互いで似た境遇を共感し合いながら埋めることだったんだなあと思った

直樹は母親の代わりに潤也と友達か

しずかまりなの関係に関しては大方言われてたような終わり方ではあったけど、いざ実際に読むと清々しい気分になったのはいじめっ子と今後いじめられる脅威がない中で仲直りするっていうのがやっぱりいじめに対する最適解で、でもそれができないからこそ現実にはいじめがおきるわけで、ただタコピーは現実じゃないからタコピーのハッピー力で最適解まで持っていけたんだなあと思った

【ここからしょーもない自分語り、気持ちの整理のために書いてるので読まなくていいです】

私自身高校までずっといじめられてて、社会人になってからも何回か地元の同級生に嫌だな〜と思うことされてる人間で、未だに高確率でその人たちが夢に出てくるんですけど、当時のいじめられてるときの単純なフラッシュバックも、あるにはあるけど、復讐したりする夢よりかは仲直りして友達として呑んだり遊んだりする夢の方が多くて、深層心理的にはこういうことがしたかったんだなあって起きたとき悲しくなってしまうんですよね……

だからそれを実現したタコピーに対して清々しい気持ちを覚えるということです。